2010年01月04日

『太陽の国』

チーム桜子・大高未貴です。

あけましておめでとうございます!

晴天に恵まれ、いいお正月でしたね。


粛々と初詣に向かう人々とともに私も神社巡りをしてきました。

田舎にもかかわらず、よくもまあこんなに人が居たもんだと思うほど

多くの人が、小さな神社にも溢れ返っていました。

さぞかし氏神様もお喜びになられたことでしょう。

日本は本当に不思議な国です。


そういえば天皇陛下御即位20年の時に詠まれた歌の中に

「太陽の国」とありました。

ちょうど先月、スエーデンに行っていたとき、

私はしみじみ日本の太陽のありがたみについて

考えさせられたのです。


北欧は自然が豊かで美しい国ですが、

日の出が9時で日の入りが15時ぐらいなのには

まいってしまいました。

まだ16時だというのに外は真っ暗で

遅くまで残業しているような気分になってしまいます。


これでは「日の出とともに起きて日没とともに就寝」

なんて生活ができません。

ともあれ北欧では、太陽はとっても遠い存在のものでした。


一方で太陽が過酷なのは中東です。

砂漠の果てにユラユラとたちのぼる蜃気楼。

真夏の中東の太陽は、

まるで人々に鞭打ちをしているかのような厳しさがあります。

灼熱地獄で身も心も干上がりそうな大地にいると、

中東の人々が月や星を愛し、国旗にした意味がよくわかります。

イスラエルはダビデの星、

イスラム諸国の国旗はトルコやパキスタンなど

月をモチーフにしたものが多いのです。


21世紀は米中の時代とも言われています。

BUTどちらも「星」の国です。星は闇の中でしか輝きません。


両国の歴史の浅さは長い人類の歴史の中で、

瞬間的な「スター」にはなりえても

普遍的な存在になるにはほど遠いかもしれません。


強欲資本主義も、ソ連崩壊が証明したコミュニズムの欺瞞も

人類はうんざりです。


21世紀の世界に必要なのは、

人々の心をわけへだてなくあまねく照らし、

意識レベルを高める太陽の不思議な光線。


私事で恐縮ですが、私は聖徳学園という小学校に通っていました。


ですから朝礼では必ず『17条憲法』を朗読させられました。

「一にいわく、和をもって貴としとなせ」。


当時は意味もわからず一刻も早く退屈な朝礼が終わって、

楽しいお昼休みが来ることばかり考えていましたが、

この歳になってみると大陸と適度な距離を置く外交政策、

人々に「和」「大調和」を説いた聖徳太子の才覚に

頭が下がります。


浅薄な「友愛」などという概念とは次元が違うのです。


今年は多くの日本人が長い歴史軸を持つこの国の原点に立ち返り、

大切な事に気付く年になるような予感がします。


以前、日本列島とほぼ同じ大きさの巨大な白龍が

日本の下でとぐろを巻いて眠っている夢をみたことがあります。

起きて、「果て?なんだったんだろう?」

と夢を思い出しながら感じたことは

「変革期に発揮される日本の底力」です。


原爆やアメリカ占領軍の占領政策だって、

そう簡単には破壊できなかった日本の底力。


今年も微力ながらせっせこと、その修復作業に励みたいと思います。

戦争の傷跡から立ち直るには100年かかるといわれていますので、

いつ何時も絶望は禁物です。

国難に殉じて国を護ってくださった先人たちや、

不思議な「太陽の国」に生まれた事に

感謝しながら生きてゆきましょう!

 
 
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posted by チーム桜子 at 08:45| Comment(3) | TrackBack(2) | 大高 未貴 

2009年11月21日

『日本と沖縄の分離を目論む朝日新聞の努力』

かねてから朝日新聞の夕刊には、

日中友好を錯覚させる

恣意的すぎる記事が載ると思っていたが

今回の記事はひどかった。


11月16日から

4回に渡って連載された

『琉球400年を歩く』は、

米軍基地問題との時期的折り合いも含め、

“日本の沖縄侵略の定説化”

ならびに、

中国の覇権主義でしかない

東アジア共同体を促進する

実に巧妙なプロパガンダ記事に

なっている。



 まず史実について

朝日は

『琉球王国 1429年に

尚巴志が琉球を統一。


中国に朝貢し、

王に任命してもらう冊封体制に入った。


1609年、薩摩藩の侵攻を受け、

日本の幕藩体制に組み込まれたが

中国への朝貢も継続』と主張し、

あたかも中国の属国だった琉球に

日本が侵攻したかのような概念を

ばらまいているが、史実は違う。


古くから沖縄は

日本と中国の貿易の中継点として栄え、

双方に朝貢していた。


薩摩侵攻については

当時の地政学を振り返る必要がある。


大陸では

西洋列強がアジア侵略を企て、

沖縄を日本侵略の基地にするため

虎視眈眈と布石を敷いていたのだ。


薩摩藩があせるのも無理はない。


座して死を待つより

祖国防衛のために立ち上がった

日本の日清、日露戦争の背景に酷似する。



第一回目では

『苦難の唐旅、福建の上に』という題目で

福建省と沖縄の交流、


2回目『流・中の蜜月 姿を変え脈々』


第3回『“久米36姓”復興に道歩む』では

沖縄に流れる大陸の血と

薩摩侵攻の酷さを描き、


第4回『台湾人の交流新時代に』で、

かつて石垣島と台湾の間に

国境はなかったとし

地球市民を登場させている。


冒頭にあげたメインタイトル

『琉球400年を歩く』は

『薩摩侵攻から400年にあたるのを機に、

シンポジウム

「アジアの中の琉球・沖縄400年」が

27日に那覇市で開かれる』

という一文がすべてを物語っている。


現在進行形で行われている

中国によるチベット侵略は

“進駐”という言葉で濁し、

400年前の薩摩侵攻を

メインタイトルに持ってくる感性は

あきれるばかりだ。


さすが人民日報と

業務提携しているだけのことはある。


更に一連の記事の目論見を

見事に集約しているのが

11月19日の外岡編集委員のコラム

『文化交流拠点を沖縄に』

『東アジア文化共同体を

促進するにあたって

最適の拠点が沖縄』と断じ、

朝日新聞御用学者・姜尚中教授に

『中世の古琉球の時代から沖縄は

東南アジアは中国と深く結びついてきた。


更に「植民地問題や、

戦後の米軍基地問題では、

朝鮮半島とも密接に連動してきた。


東アジアの文化交流を進めるには

最もふさわしい場所だ」と

朝日が言いたいことを

代弁させているのだ。


中国の海洋覇権にとって

沖縄、南西諸島ほど邪魔なものはない。


ちなみに中国が狙う尖閣諸島は

石垣島に属している。


そこの大浜市長は

「自衛隊は殺人装置」などといって

海上自衛隊や米軍の寄港すら

拒絶する人物であるから

北京政府が喜ぶのも無理はない。


軍拡含め、着々と

実行に移されている中国海洋覇権政策を、

よりによって

日本の大新聞がお先棒を担ぐことも

鳩山首相は

“友愛”でくくろうというのだろうか。



posted by チーム桜子 at 17:19| Comment(9) | TrackBack(1) | 大高 未貴 

『大高未貴のご挨拶』

人気ブログ「チーム桜子」に

初登場させていただいて光栄です。


「チーム桜子」の皆さま方のお陰で、

桜も脱オジサン色?

華やかになって嬉しいです。


この際、私も猫かぶって

”ジョンレノンのイマジン大好き!

国境をこえて地球市民を叫ぼう”といった

夢みる夢子ちゃんの記事でも

書こうと思ったのですが、

ついつい辛口コラムを書いてしまいました。


ご一読いただければ幸いです。


略歴

フェリス女学院大学卒業。

以降、世界90カ国以上を訪問。

インドでは

チベット亡命政権のダライラマ14世、

カルマパ17世、

パレスチナガザ地区では

PLOのアラファト議長などに

インタビューする。


アフガン問題では

タリバン全盛の98年に

カブール単独潜入し、

AERA、SPA等に潜入ルポを発表。


西側ジャーナリストとして

最初に

アフガンの矛盾と崩壊の予兆を

レポートする。


平成16年より

『日本文化チャンネル桜』の

キャスターを務める。


主な著書に、

イスラエル、パキスタン、

サウジアラビア等、

イスラム諸国の矛盾について

4年間の取材をまとめた

『神々の戦争』(小学館)


中国・西安発 イスタンブール行き 

女一人1万2千キロ 

シルクロード横断の紀行

『冒険女王』(幻冬舎文庫)


『国々の公?世界ありまま見聞録』

(幻冬舎)。


アフリカで飢饉、旱魃対策のために

近代農業普及に励む

『緑の戦士』(徳間書店)


『魔都の封印を解け!世界エトランゼ街道』

(防衛弘済会)などがある。



posted by チーム桜子 at 04:58| Comment(7) | TrackBack(0) | 大高 未貴