2013年11月01日

『国連人権理事会と国連の日』

チーム桜子・マリノフ利江です


10月24日は国連の日(United Nations Day) でした。

68年前のこの日に51ヶ国で国際連合が正式に発足しました。

国連の日なるものがあるんだと、

あまり気に留めていなかったのですが、

先日テレビのニュースを見ていて驚きました。

何とサウジアラビアと中国が

国連人権理事会の議席を狙っているというのです。


UN Day.JPG


人権侵害国家のリストに載るようなサウジアラビアと

中国が理事国に立候補するなんて冗談だと思いました。

サウジアラビアは女性の権利、宗教、政治の自由などが

認められていません。

そして、中国の人権侵害については

今さらここで説明するまでもありません。


カナダ、イギリス、アイルランド、ドイツ、チェコなどから

サウジアラビアと中国の人権理事国立候補を

疑問視する声が上がりました。当然のことでしょう。

11月12日の国連総会で行われる投票で

両国が理事国になるかどうか決定されます。


カナダは2010年に国連安全保障理事会の

非常任理事国に立候補しましたが、落選しました。

この時、落選は大きな損失である、

カナダの外交政策が評価されていないなどと

ハーバー政権は批判を受けました。

しかし、その一方でカナダにとって国連は何かということを

考え直すきっかけになったことも事実です。

カナダの新聞の読者コメント欄を見ると

国連を完全に否定するわけではないが、

疑問を持っている人が多くいることがわかります。


2011年、カナダは京都議定書から脱退しました。

理由は最大の温室効果ガスの排出国であるアメリカと中国が

議定書には参加していないこと。

また目標未達成の場合、カナダ政府は

140億カナダドル(約1兆1千億円)の制裁金を

科せられるからです。


京都議定書脱退のニュースが報道された時、

一部の左派系政治家、環境団体やメディアから非難されましたが、

保守系カナダ人はまったく違う反応を示しました。


カナダ、よくやった。次は国連脱退だ!


実際に脱退することはないと思います。

しかしこれまでのハーパー首相の対応から、

国益を守るのはカナダ自身と自覚し

独自の判断で国連に関わっているような気がします。


日本はどうでしょうか。アメリカに次いで

分担金2位の日本がいまだに敵国条項が適用されています。

このような国連に多額のお金を出すことに

納得しない日本人は多いと思います。


潘基文事務総長は国連の日のスピーチの中で

次のように呼びかけました。

「世界が相互関連性を強める中、

私たちも結束を強めなければなりません」


このコメントを紹介したカナダのサンニュースTVのホストが

叫びました。

No!No!サウジや中国と結束なんてしたくない!


潘基文事務総長のスピーチ



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posted by チーム桜子 at 17:33| Comment(0) | TrackBack(0) | マリノフ利江
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