2013年03月13日

『生活保護勧められました』

チーム桜子・山本 知子です。

ひさしくご無沙汰で失礼しておりました。

公私共に忙しくて、なかなか桜子に参加出来なかったことを

お詫び申し上げます。

さてさて、実は私、おととしのとある月に

生活保護を勧められました。


お恥ずかしながら当時婚約をしていた男性とお別れをし、

その事で精神的ダメージもさることながら、

金銭的ダメージも大きくその後の生活への不安で

いっぱいの頃でありました。


婚約が決まり、当時働いていた会社が労働時間的に

結婚生活に不向きであったため『寿退社』をし、

その後は正式な婚姻前に彼と一緒に生活を

始めておりました。


結婚および結婚式に向けて、

私は楽しく『奥様修行』をしていたのですが、

詳細は割愛するものの、その後その方との結婚には

踏み切れない事情が発生し

一年ちょっとで同棲生活を解消致しました。


共に生活していたマンションは彼のものでしたので、

私がそこを出る形になりました。


会社は辞めてしまっていたし、

特に資格も特技も無い私は途方にくれました。

実家は遠く、また、そこに住めるような状況でもない上に、

実家の近くで仕事を見つけるのは難しい環境です。


必然的に都内近郊に留まるしかなく、

私はなけなしの貯金でアパートを借り、

一人暮らしを始めました。

しかし、すぐには仕事も見つからず、

また見つける気力もまだありません。


精神的にも金銭的にも不安だらけであった私に

友人が区の保健相談のことを教えてくれました。

行政はなんだかんだで女性に優しく出来ているらしく、

私は幾度か区の窓口に出向き、

『女性のための進路・悩み相談』の担当だという相談員に

約束を取り付けました。


後日、区の保健所ブースのような個室で、

女性相談員に自分の現状を相談しました。

仕事もなく、婚約も破談となって以来

心療内科や占い師に話を聞いてもらおうかとも

思いましたが、いずれもお金がかかるし、

それらにかかるのは違う気がしていました。


当時必要だったのは、話を聞いてもらい、

一通り気持ちを吐き出したあと、次のステップに向けて

具体的なアドバイスをくれる存在だったのです。

きっとそれには行政の窓口が最適だと思って

信じていました。


他人の目が無い個室で、『プロ』の相談員と対峙して、

それだけで少し安心を得た私は、

思わず声が震え、いままで我慢していた

涙が溢れてきてしまいました。


ちょっと恥ずかしかったのですが、

相談員はきっと慣れっこなのでしょう。

同情的な相槌は打ってくれたものの、

別段困惑はしていない様子でした。


一度泣いてしまうと止まらない私は、

涙を流しながら辛い胸のうちを支離滅裂に

話しつづけました。


時折相談員が健康状態についての質問をしてきたので、

夜眠れないこと、動悸がすること、異様に食べては後悔し

落ち込むこと、やる気がおきないこと、

常に悲しい気持ちが心の核にこびりついていること、

などを正直に答えました。


一通り相談・・というよりは今までの経緯と

自分の現状を話し終えると、その相談員はあっさり

『では窓口で生活保護の申請をして下さい』

というではありませんか。


驚いて、涙も引っ込み、

思わず『へ??』っと聞き返してしまいました。


相談は続けて『あとDVに詳しい女性弁護士さんを

紹介しますので、後日一緒に行きましょう。

その前に、心療内科に行って診断書を

もらってきてください』と言うのです。


困惑しながら

『いや、DVは受けていませんけど・・』と反論すると

『DVは暴力だけの問題ではありません。

心に傷がつく精神的DVも立派な暴力です』と言われ、

てきぱきと『オススメの女性弁護士』のいる町の駅名と、

電話番号などをメモしてくれるのです。


いきなりの『心療内科』だの『弁護士へのDV相談』などに

面食らっていたのですが、

それより何より『生活保護』って・・。


それを伝えると相談員は

『だって貴女働けないでしょ?自分でも優柔不断で、

弱い性格だって言ってたじゃない』と言われました。


『優柔不断』だとか『弱い』という言葉は

確かに相談の中で、話の流れで出たと思います。

しかしそんなの多くの人が持っている側面だと思うし、

ましてや当時の私の現状では

たいていの女性は弱りませんか?

弱ってるから打開策をみつけたり、話を聞いてほしくて

こうして相談員と会っているのです。


それに対していきなり、なんの提案も無く

『生活保護窓口で手続きしろ』って一体・・。


おかしくないですか?


しかも、『貴女働けないでしょ?』といった相談員の顔は、

完全に『精神的に弱い私』をさげすんで、

『どうせ何も出来ないんでしょ?』という雰囲気が

ありありしているのです。


考えてもいなかった生活保護を、当然のように勧められ

かつ、所見で暗に鬱病認定をされ、

それを病院で認定されて来いと言われ、

社会の一線を退けと宣告されたと同然の私は

悲しみよりも怒りでいっぱいになりました。


その後その相談員と話す気をなくした私が黙っていると、

いかに私が『病気』かということを

延々聞かせるのです。


働いていた当時、自分で言うのは何ですが、

上司からそれなりの信頼も得て、

下の子たちを指導する立場にもおりました。

資格やPCスキルは無くても、人と人を繋ぐ役回りを請負い

それなりに成果も出していました。


また婚約者とも結果お別れはしましたが、

彼はDV男ではありませんし、

男女が付き合い、結果別れるまでの過程には

精神的に傷つくことは当然あります。


それを『鬱病認定を受けて』『DVの相談をして』

『生活保護で暮らせ』とは!


ばかにするな! という気持ちが溢れ帰り、

結果その腹立たしさからその後すぐバイトを見つけ、

さらに去年には正社員への転職も果たせました。


今はようやく笑い話で

あの相談員とのやり取りを話せますが、

当時は本当に衝撃的な出来事でした。


弱っている人に

『貴女はお病気なの。だから働けないの。

国からお恵み貰いなさい』と勧めるような人が

その区に唯一いる女性のための相談員だなんて怖すぎます。


あの相談員によってちょっと傷ついているだけの女性が

何人『お病気』に認定され、『お病気の人』らしく生活しているうちに

本当に鬱にさせられ、

安易に私たちの税金で賄われている生活保護で

暮らしているのかと思うとぞっとします。


今の私のお仕事は、ボーナスも無く

それこそ生活保護に毛が生えた程度のお給料です。

それでも毎日元気に働けて、

きちんと税金も納めている国民であるという

プライドを持って暮らせています。


あのとき本当に生活保護を受けていたら、

きっと私の『お病気』は悪化していた事と思います。



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posted by チーム桜子 at 18:30| Comment(19) | TrackBack(0) | 山本 知子
この記事へのコメント
因みに、無料姓名判断のサイトで「仙人の姓名判断」ってサイトがあって時々気晴らしに色んな人の名前を当てはめて遊んでます(笑)

意外に当たってる感じでおもしろいです!例えば「水島総」でやってみると「ああ、確かになんかそんな感じ!」みたいな結果が出ます。心が膿んだ時の気晴らしに是非!因みに相性診断ももちろん無料です!勝手に芸能人の名前とか打ち込んで遊んだりします・・・暗い?(笑)
Posted by ぱしり高跳び at 2013年03月13日 20:22
精神的ダメージがある事例と金銭的ダメージがある事例とで、DVの相談と生活保護の申請との話になるのは、おかしいですね。相談員の人は、何か答えを出さないといけないと思っているのかなと思いました。「頑張りなさい」と言えば、相談者の負担になりますね。何も言わなくても頷いていればそれで、不安が少なくなる時がありますね。相談員の型は、マニュアルがあってそのとおりの仕事をしているのかなと思いました。
生活保護を受けている人は、増えてきていますね。相談者の能力に合った職業の紹介と資格の取得との話をするのもいいですね。
Posted by 上坂ダム at 2013年03月15日 14:19
辛辣かもしれないけど「同棲」っていうのは何となく「だらしない感じ」がします。権利だけ主張して義務を無視してるかの様な、或いは「自由」と「放縦」を取り違えてる様な・・・。そこがそもそも間違いだったのではないでしょうか?

山本さんは一日何回ぐらい、病苦や障害などで結婚や恋愛が制限されてたり、出来ない立場の人達の事を考えてますか?身近にそういう立場の人はいませんか?「同棲」というのは、そういう逆境に喘いでいる人達への冒涜にもなりかねません。そして社会は、そういう人達もすべからく関わりあって生きており、決して身近にいなくても無関係ではありません。

因みに、目が見えなくて、四肢も不自由な人が美術鑑賞する時に、どのように鑑賞するかご存知ですか?・・・答えは「舐める」んです。

いろんな逆境の人がいます。

どうかご自分が、とてつもなく恵まれているという立場にある事に感謝して下さい。
Posted by 普通の谷のナウシカ at 2013年03月20日 10:19
田母神先生が言っておられますが、本当に役所ってのは誇りや使命感をマスゴミのせいで失っております。
その相談員も後々問題にならない(何があっても自分がマスゴミに叩かれない)という面での最善の助言をしたのでしょう。
また、女性活動家が相談員にもぐりこんだとも考えられます。
色々と大変でしたが、(勝手に呼んでおりますがw)桜の仲間が誇りを持って生活しておられる事を嬉しく思います。
私にも励みになります。
明日からも誇りを持って頑張ります。
Posted by のぶ at 2013年03月20日 23:35
2013年03月23日21:31


環太平洋経済連携協定(TPP)問題 の裏の裏。1時間半たっぷり音声ラジオで語りました!

アルルの男・ヒロシです。

秀太郎さんの司会で人気のネットラジオ番組「アザーサイド・ジャーナル」に再度出演し、現在、日本のマスコミの大きな話題になっている、環太平洋経済連携協定(TPP)問題。

日本の農業に与える影響、日米関係、日中関係にどういう影響を与えるか、TPPに隠されたアメリカの真の狙いは何か?
マスコミでは取り上げないTPPの裏の裏を、1時間半ちかくタップリと秀太郎さんと対談しました。

http://blog.livedoor.jp/bilderberg54/archives/25950368.html
Posted by tpp at 2013年03月24日 16:09
今は同棲ってのは常識ですよ
同棲を経た方が、相手の日常の姿を確認できるので、いきなり結婚するよりも失敗がないと思います
Posted by >ナウシカさん at 2013年03月25日 20:51
>>ナウシカさん

社会人には「社会規範」があります。社会というのは想像を絶する様な境遇や立場の人を包含しております。・・・そして強い光には、濃い影が出来ます。濃い影の立場にある人を何とかしたければ、光を弱めるしかないのです。

本文で書きました通り、>ナウシカさんも結婚や恋愛が出来ない立場の境遇の人達の「絶望感」を一日一度で良いから想像してみて欲しいのです。

そして「同棲」が社会規範に沿った「常識」なのか、単なる「不逞」なのか再考して欲しいのです。
どうか、宜しくお願い致します。
Posted by 普通の谷のナウシカ at 2013年03月26日 11:24
AKBの中堅人材が伸び悩んだら、乃木坂でつないで、二大政党制を構想したアメリカのエリートはこんな感じで政治を支配したんだな。秋元康もそれに気が付いてる。ももくろは維新みんなで制服向上が生活あたりだな。

島崎遙香なんか、やはり篠田とか前田、大島に比べるとなにもオーラかんじない。秋元康が乃木坂をプッシュしたり、総裁立候補制を導入したり、高橋みなみの政界進出ばなしで観測気球あげたり。実際は話題がないんだな。

アイドルの世界での55年体制がAKBなんだよな

名古屋や博多に地域政党を作ったりと、自民党の別働隊の維新のやり方だしな。ジャカルタ進出も安倍政権のASEAN重視だし。
Posted by 政治 at 2013年03月27日 21:59
坂東さんは通訳でしょ
Posted by う〜ん at 2013年03月31日 23:32
恋愛や結婚ができない人達の立場を考えるというよりも、恋愛が出来る人達が同棲をすれば相手の日常生活(実態)を知ることが出来るので 、結婚して子供が出来て後の離婚を避けるという意味でも良いと思うのです。
ごくごく一部の恋愛が出来ない人達のためにというわけではありませぬ。
Posted by >ナウシカ殿 at 2013年03月31日 23:36
>>ナウシカ殿

先の「>ナウシカさん」と同じ方でしょうか?

先の意見では「同棲が常識か否か」が論点だと解し、それで「社会人として社会規範に沿っているのか否か」で文章構築したのですが、今回は「個人の人生の安泰を優先させるスタンスでの、飽くまで個人の意見、主張」だと解しましたがいかがでしょうか?

で、あるとしますれば、三行目に「と思うのです。」とありますように、「常識」ではなくて「個人的な意見、主張」として解する事とします。

あと、本題とは反れますが、4行目の「ごくごく一部の〜」という書き出しは、その立場の人から見れば、大きな不快感を感じさせる恐れがございます。学校でも職場でも労を同じくし、同じ社会権利を持つ大事な仲間です。

先にも申しました通り、彼らの「絶望感」を、どうか、本当にどうか親身になって想像して欲しく思います。

彼らをかつてのハンセン病患者の様に原則外扱いする様な事になっては大変です。

有名なのでご存知かもしれませんが、「井深八重」さんや「レゼー神父」の生涯に思いを馳せて欲しく思います。優先すべきは何なのか、誰なのかを是非考えて頂きたく思います。

長文になってしまいましたが、どうか宜しくお願い致します。
Posted by 普通の谷のナウシカ at 2013年04月01日 12:06
在日特権がとてもわかりやすいページ発見→
http://gofar.skr.jp/obo/?tag=%E5%9C%A8%E6%97%A5%E7%89%B9%E6%A8%A9
知らない人は必ず目を通してね。


Posted by junn at 2013年04月01日 23:25
何気にですが、ここのブログにお邪魔しました。

ブログ記事を読んでの率直な感想は、山本さんは、自分の赤裸々な体験を話すことができる勇気があり、強い方だなと思いました。 僕ならダブルショックで、自分を恥ずかしい存在だと感じ外出も控えめになり深く落ち込んでもいます。

役所の相談員の対応に、反発の感情が沸いてそこから正社員として社会復帰までなせるとは、物凄いエネルギーとバイタリティをお持ちの方なんだと思いました。

他のコメントも読みましたが、いろいろな角度からのコメントがあるもんだなと思いました。

現在の役所は、国民が困ったとき本当の意味で相談に応じてくれる機関ではないと思います。 むしろ一般庶民のトラブルや悩み等は、やっかいもの扱いで迷惑がってるとも聞いた事あります。

一日も早く、役所が、一般庶民にとって、まずは役所に相談に行こうと気楽に思えるような心強い機関になってほしいと思っている者なのでコメントしました。
Posted by 桜から。 at 2013年04月02日 22:36
2013年4月 3日

科学的な統計


「電気エネルギーの消費が増加すると少子化になる」
この統計学は、バックミンスター・フラーが
1970年代のワールドゲームで発見している。
(『クリティカルパス』バックミンスター・フラー著 
梶川泰司 訳 白揚社 1998)

「女性の就労率(労働力率)が高くなると女性が子どもを産むようになる」
(武田邦彦 少子化問題での役所のトリック)

最近は、非科学的な統計が
国家によってしばしば流布されている。

http://two-pictures.net/mtstatic/
Posted by ブログ「犬のしっぽ」 at 2013年04月03日 14:12
別に区の相談員の対応は間違ってはいないのでは?あなたは婚約者と別れ、お金もなく、占いに頼りたくなるほど精神が弱っていたのですよね?お金をどうするかはあなたにとって死活問題だったはずではないか?となれば、生活保護を勧める=その金で急場は凌いで早く職を見つけなさいという助言なのではないか?
あなたはご自分の過酷な当時の状態を親や周りの人に相談できなかったのでしょうか?チャンネル桜の水島さんや井尻さんは手も差し伸べてくれなかったのでしょうか?
いずれにしても、再就職できて良かったですね。折角採用されたんですからその会社に少しでも恩返しができるようになってください。チャンネル桜なんていうカルト集団のお祭りデモやおちゃらけ講演会に行く暇があったら少しでも会社に貢献してください。
Posted by 大学生 at 2013年05月25日 09:00
概ね先の大学生さんに同意です。
私はあなたの言う『お病気』でもう3年もまともに働けていません。私は幸いにも両親に頼ることが出来たのでいまの生活を何とか送れています。ようやく少しずつですが、働けるようにもなりました。

しかし、当時の弱ったあなたの精神・肉体的状態は拝読するに典型的な軽うつ状態だったと思います。何処にも頼ることも出来ないのなら、役所の対応は的外れと言うわけではなかったとおもいますよ?

貴女の高いプライドがそれを許さなかっただけ。
そこから這い上がれる切り替えの早さとバイタリティーには感嘆しますがね。
Posted by うつ病3年目 at 2013年05月30日 00:30



久々に見たら何気に変なのわいとる。

未だこのブログのこと勘違いしてる人がおるんやね〜。
Posted by at 2013年06月01日 22:04



未だ、このブログの事を勘違いしてる人がおるんやね〜。
Posted by at 2013年06月01日 22:07



なんか久々にアンチコメ見たww

てゆうか、未だこのブログの事を勘違いしてる人がおるんやね。
Posted by 犬学生 at 2013年06月01日 22:13
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