2009年08月16日

『さらさと日本画〜最初の魅力〜』

チーム桜子小島です。

最近突然暑くなってきて、夏が苦手な私にはキツイ日々です。

でも、この気候も日本ならではのこと。

耐え凌ぐ力を日本人は持っています。



さて、コラムの初回ということで、私がなぜ日本画を描くようになったのかを書きたいと思います。



私はもともと絵を描くことが特別好きではありませんでした。

ただ、父の影響で様々な美術・芸術に触れる機会が多かったため鑑賞することは大好きでした。

特に絵本などのイラストタッチのものです。

カラフルで、簡略化されたものや空想のもの。

そんなものをのびのびと描く自由さが大好きだったのです。



高校3年生の時、私はとても迷いました。

芸術が好きだから美大に行くべきかどうか、です。

幸いなことに美術の成績はよく、頑張れば美大に入れるかもとは言われていました。

しかし私が選んだのは文系大学内にある美術コース。

決め手は「色」です。

私が好きなのは絵を描くことではなく、色を使うということだ、と思ったからです。

美術をやっていない人にはわかりにくいかもしれません。

料理に例えると、材料をそろえて調理し、一品完成させることではなく、素材の一つ一つを大切に尊重するという感じでしょうか。



そんなこんなで大学に入り、個人的に色の勉強をし、資格を取得しました。

それにより、日本の色の素晴らしさに感動し、より深く知識を得たいと思い日本画と出会ったのです。



日本には「漢字」という文字があります。

「漢字」はアルファベットとは全く違う、一つ一つが確立された素晴らしいものです。

それは、一文字に意味があるためです。

「sky」は「空」です。

でも、「s」「k」「y」は「空」ではありません。

「そ」「ら」も「空」ではありません。

日本では、「空」で「空」なのです。

そしてその漢字と漢字が組み合わさって新たな「意味」を生み出します。

それは無限大ともいえるでしょう。



話しが長くなりましたが、日本には色の一つ一つにしっかりとした意味と理由があります。

たとえば「紅梅色」。

文字通り、紅色をした梅の花の色です。

そして「新橋色」。

これは昔、新橋地域で流行した水色です。

他にも鳥の一種、「ひわ」という鳥の羽根の色から「鶸色」、

原料の植物からとった「藍色」などがあります。



ちょこっとしか例をあげていませんが、日本の色はとても奥深いと思いませんか?

共感していただけたら嬉しいです。



次回は二番目の魅力について書きたいと思います。

posted by チーム桜子 at 12:43| Comment(5) | TrackBack(0) | 小島さらさ 
この記事へのコメント
はじめまして 日本ほど色を 表す言葉が多い国は ないと思います。日本の良さを守れるよう発信して下さい。チーム桜子 応援しています。
Posted by とまお at 2009年08月16日 19:00
なるほど。
その日本人の情感の奥深さが類を見ない俳句や美術を生み出しているのでしょうね。
Posted by 葉槌 at 2009年08月16日 21:38
深いですね。
反日左翼には理解できまい。
Posted by 千葉県民 at 2009年08月16日 23:10
はじめまして。
趣味で絵画教室に通っている者です。
日本画の色、私も好きです。
染み入ってくるような美しさに見入ってしまうことがよくあります!
Posted by たま at 2009年08月17日 20:31
みなさんの温かいお言葉、とても嬉しく思います。
日本の芸術の素晴らしさをこれからもっと伝えていきたいと思うので、応援よろしくお願いします。
Posted by 小島さらさ at 2009年08月18日 17:27
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