2014年08月07日

『トロント ワールド・プライド2014 その5』

チーム桜子・マリノフ利江です。

トロントのプライドパレードには

毎年多くの企業や団体が参加します。

政治家も例外ではありません。

今年は北米初のワールドプライドということで、

トロント市会議員や連邦政府の議員も参加し、

通りに集まった人々に手を振っていました。


gay-parade-1.jpg

ノーム・ケリー副市長


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新民主党のトーマス・マルケアー党首。


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10月の市長選挙に立候補しているジョン・トリー氏。


プライドパレードは政治家にとって

自分をPRする絶好の機会です。

この他にも自由党のリーダー、ジャスティン・トルドーや

トロントの市会議員がこぞって参加しました。

行き過ぎたポリティカル・コレクトネスが

当たり前のトロントでは「常識」が

通用しなくなってきています。

プライド・パレードで全裸で歩いても

それを当然のように受け止めています。

また、政治的なスローガンを持ち込み

特定の民族を非難しているグループも

堂々とパレードに参加しています。


何と言っても一番の問題は

トロントのプライドパレードは全体主義的な傾向が強まり、

政治家として、“社会に貢献する企業’として

プライドパレードに賛同しなかったり、

参加しないとホモフォビア(Homophobia同性愛者に対する

恐怖感・嫌悪感・拒絶・偏見)というレッテルを

張られてしまうことです。挙句の果てには、

人種問題ではないにもかかわらず人種差別主義者と

非難されることもしばしばです。

その典型的な例がロブ・フォードトロント市長では

ないでしょうか。

フォード市長はプライドパレードに積極的に参加はしません。

しかしLGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランス

ジェンダー)コミュニティーに対して露骨に差別したり

嫌悪感を表したりすることもありません。

市長就任以前からパレードには参加しないという態度を

貫いています。


プライドパレードが終わった7月の初旬、

トロント市議会である「事件」が起こりました。

ワールド・プライドに貢献したクリスティン・ウォン・

タン市議に対してトロント市会議員が全員

スタンディングオーベーションで労をねぎらいました。

(彼女は2012年の南京虐殺の宣言採択に

奔走した張本人です)。その時、フォード市長は

立ち上がらずに椅子に座ったままで

拍手もしなかったのですが、これを見た人が

さっそくツイッターで市長を攻撃しました。


gay-parade-4.jpg

真ん中あたりに座っているのがフォード市長。


すべてのトロントニアンがプライド・パレードに

賛同している訳ではなく、同性愛者の中にも

このようなパレードから距離をおいてる人もたくさんいます。

フォード市長の写真を見た友人が電話をしてきました。

ジョン・トリーに心が傾いていたけど

やっぱりロブ・フォードに投票する。

信念を貫いて椅子から立ち上がらなかった市長を

誇りに思います。



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posted by チーム桜子 at 21:36| Comment(2) | TrackBack(0) | マリノフ利江
この記事へのコメント
私は同性愛者をイジメたり迫害するつもりは毛頭ありませんが、裸や裸に近い恰好で闊歩するのには抵抗を感じます。
そんなことしなくても、同性愛者としての自分に誇りがあるのなら、普通に堂々と暮らしていればいいと思うのです。

政治家や企業が賛同や参加をしないと差別主義者扱いされるというのもまた、同性愛者とその支持者による思想の思想の押し付けや逆差別だと思います。
Posted by 葉桜 at 2014年08月14日 19:37
最近の日本は、ソドム化しつつありませんか?
アニメや映画、漫画や小説で、近親相姦や同性愛や獣姦の話が、普通に描かれていますよね。愛の素晴らしさ、マイノリティへの差別を無くすことが大事、云々で誤魔化されていますが。
Posted by at 2014年08月15日 19:58
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